TPP:日本政府は医薬品の流通・普及とイノベーションを妨げる条項の拒否を!~国境なき医師団(MSF)日本
TPPが発効されれば、薬価高騰で製薬会社が儲かるということですね。国民の皆様の命を売ろうとしているのが安倍ちゃん及び自民党議員達です^^v
http://www.jiji.com/jc/article?k=000000357.000004782&g=prt
『[国境なき医師団(MSF)日本] 日本の国会で、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定に関する審議が進められている。国境なき医師団(MSF)は国会議員に対し、医薬品を高価格帯に据え置くことにつながる有害な条項を削除しない限り、TPP協定の締結を拒否するように呼びかける。 当該条項は医薬品の入手に関する協定としては最悪であり、世界中の患者と医療従事者が、薬価高騰に直面する恐れがある。薬剤耐性を始めとした公衆衛生上の優先事項は、公衆衛生ニーズ主導で創設されるインセンティブを緊急に必要としているのだが、TPPにはそのような制度創設は含まれていない。 TPP協定がこのまま承認・施行されれば、製薬会社による独占が強化され、命をつなぐ薬が手に入りづらくなる。薬価の引き下げにつながるジェネリック薬(後発医薬品)の流通を妨げたり、遅らせたりする内容だからだ。 また、TPPは公衆衛生面のセーフガードを取り除き、日本を含むTPP協定の締結国に対し、製薬会社による知的財産権の乱用を受け入れる形での国内法改正を強いることになる。その結果、一般の消費者、政府、医療従事者にとって手ごろな価格で医薬品を利用することが難しくなる。』
『ドキュメンタリー映画『fire in the blood』(薬は誰のものか)日本語版製作』
『このプロジェクトについて アフリカはじめ途上国でエイズに苦しむ人々にとって欠かせない薬と、大企業の特許権の対立を描いたドキュメンタリー映画『fire in the blood』(邦題:薬は誰のものか、インド、2013年)の翻訳製作プロジェクトです 薬は誰のものか?―エイズ治療薬と大企業の特許権 ドキュメンタリー映画『fire in the blood』は、2013年にインドで製作された作品です。監督のディラン・モハン・グレイ氏はこれまでも数々の社会派ドキュメンタリーを製作してきました。映画は、アフリカ諸国やインドなどでHIV/エイズに苦しむ人々の姿と、患者にとって医薬品がいかに大切で、生きる希望を与えるものかを伝えます。そして大企業の持つ医薬品の「特許権」が、こうした人々が医薬品を手にすることを阻んでいる現実―。そこには欧米諸国の政府と企業が一体となって進めてきた自由貿易推進がありました。WTOやTPP、TiSA、RCEPなどの貿易協定の中で、医薬品の特許権はどんどん強化されようとしていることに、国際市民社会は懸念の声をあげています。この作品を通して現在の経済や貿易のあり方は、果たして私たちを本当に幸せにしているのか?という問いを皆さんとともに考えたいと願っています』
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