必要は発明の母

Necessity is the mother of invention.

Nujabes & MINMI - Shiki no Uta


ネット論壇でも、マスゴミでも、重大な欠陥を抱えた論理展開をするから、どうにも腑に落ちない移民問題の議論になってしまう。人手が少ないから外人労働者という論理なんですが、これに対して生産性の向上という解決策を提示しても、まず、相手は納得しません。

具体的には? 何年かかるの? それって本当に生産性向上するの?

こんな議論ばかりです。

そもそも、同じような事を、皆も体験したことがあるでしょうに。

野球で人数揃わないとき。サッカーで人数揃わないとき。

ガキのくせにゴルフしたいけど道具もホールもない。

そんな時どうしました?

ゴルフ発祥の地とされてる、スコットランドの事例を引用しましょう。

日本ゴルフコース設計者協会

ゴルフ発祥の起源は定かでない。歴史の中でクラブとボールが使われるゲームは多いが、事実を記録したものがないからだ。クラブとボールの歴史を見るとローマ帝国時代初期に「パガニカ」が広まり、ローマ帝国が広がるにつれヨーロッパ全域に広まった。湾曲した棒と羽根を詰めた革製のボール(直径4~7インチ= 10~18cm)だった。14世紀の中ごろ、イギリスで「カンブカ」が広まった。クラブで羽根製のボールを地面に記された印に向けて転がしたのである。1363年国王エドワード三世の命により、祝祭日に健康な男子がゲームに耽ることを禁止した。禁止されたゲームはゴルフのほかフットボール、ホッケーなどである。 ゲームの代わりに弓矢による射的の練習を強いられ、違反者は投獄された。このようなクラブとボールのゲームはフランスやオランダでも行われていた。しかしゴルフ発祥の地はスコットランドであることは誰もが認めている。1457年スコットランド国王ジェームス二世はゴルフ禁止令を出したが国民はほとんど無視をしてゴルフを楽しんでいた。その後、大航海時代(15世紀中頃から17世紀中頃)や1760年代にイギリスに産業革命が起こりゴルフはアメリカ、インド、日本、オーストラリアなど各国に広がっていった。 ゴルフコースの数は現在(2008年)、イギリスで2,752コース(イングランド1,897、スコットランド575、ウエールズ158、北アイルランド122)。アメリカ合衆国1万5,590コース。日本2,358コース。カナダ2,300コース。オーストラリア1,500コースであり、全世界198カ国に、3万2,300コースある。オリンピック種目になると益々コースは増えると思う。世界最古のゴルフ倶楽部は1744年にスコットランド、エディンバラ海岸にあった5ホール「リース・リンクス」に「ジェントルメン・ゴルファーズ・オブ・リース」が誕生した。ここで13カ条の世界最古のゴルフルールが作成された。その10年後に2番目に古いゴルフ倶楽部「ソサエティ・オブ・セント・アンドリュース・ゴルファーズ」がセント・アンドリュース・オールドコースに誕生した。コースは当初12ホールを往復して22ホールだったが、1864年に現在の18ホールに変更された。1834年国王ウイリアム4世から倶楽部名に「ロイヤル」を授かり、「ロイヤル&エイシェント・ゴルフクラブ・

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ゴルフボールの歴史

ゴルフボールの発達を見ると、17世紀以前は木の皮(ブナ材)に動物の毛と糸を詰めたものだった。17世紀に入り馬皮、牛皮のカバーに羽毛が詰められたフェザリーボールが作られたが、耐久性に劣っていた。1845年にスコットランドの牧師アダム・パターソンが、ガタ・ベルカボール(通称:ガッティ)を発明した。熱帯産樹木のバラキューム・ガタの根元から採取したゴム状の物質を、丸い鋳型で大量生産した。ボールを見やすくするために黒い表面に白い塗料を塗り、またボールの表面にタガネで溝をつけるとより飛ぶことが判った。その後表面に丸い溝のボールも出現した。ゴルフの発展と共に19世紀末にはタイヤやゴム製造の会社がこぞってゴルフボールを製造した。1899年アメリカの医師コバーン・ハスケルがゴム芯に糸ゴムを巻き付けガタ・ベルカのカバーを被せたボールを発明した。ハスケルボールはガッティボールより良く飛び、コントロールし易くなり飛距離は20~ 30ヤード伸びた。その後ワンピース、ツーピース、スリーピース、フォーピース、ファイブピースなどの各種ボールの出現となる。

人間ってのは必要に迫られる時こそ、ありったけの知恵を絞って、新たなモノを発明してきたという歴史があります。人手不足の解消に生産性向上が必要なのではなく、生産性向上という大発明をするために、人手不足が必要なのです。


以下引用

http://www.geocities.jp/sonny_l_lab/english/proverbs/n/necessity_is.htm

解釈~

それぞれ、必要があればそこから発明が生まれる、貧困であれば一生懸命働く、という意味。

必要と感じなければ新しいことを考えようとしないのが人の常。新しい発見や発明は生きるための必要性に迫られ必死に考えて工夫する貧しい人から生まれやすく、この世界で満足している人からは新しい発明は難しいということです。

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