2016.11.07 TPPとトランプ現象

良記事。


『TPPの衆議院での審議は、与党が予定していた採決を、何回も延期して、与野党の激しい攻防が続いている。先週末には委員会で強行採決した。明日は本会議で採決しようとしている。

 採決は、3回でも4回でも延期すればいい。そうして、TPPの反国民性を明らかにすればいい。共同通信の世論調査によれば、76.8%の国民が、慎重審議と批准反対を要求しているのだから。

 一方、アメリカでは、世界中の注目をあびている大統領選挙が、いよいよ明日行われる。民主党も共和党も、支配層はトランプ氏を誹謗中傷している。だが、各社の世論調査によれば、国民の支持は終盤になっても、なかなか下がらない。むしろ上がっている。世論調査では把握しにくい、トランプ氏の隠れ支持者が多いことを考慮すると、クリントン氏は安心できないだろう。

 TPPとトランプ現象に共通しているのは、経済的弱者と経済的強者との間の抗争が原動力になって、いま、世界の政治が動いていることである。このことを、旧来のマスコミは認識していない。だから、不様に右往左往している。』

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