「安倍一強」に党内沈黙=任期延長、早々と既定路線-自民
「安倍一強」に党内沈黙=任期延長、早々と既定路線-自民
(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100500818&g=pol
自民党の総裁任期延長が早々と既定路線になった。党内論議の場には、安倍晋三首相(党総裁)の後継をうかがう岸田文雄外相や石破茂前地方創生担当相を支持する議員も参加したが、異論を唱えなかったためだ。求心力を維持する首相の前に沈黙を余儀なくされた格好で、首相を支持する議員の間では延長を歓迎する声が上がった。
総裁任期延長を議論する党・政治制度改革実行本部の役員会は5日でまだ2回目。先月20日の初会合で提示された「連続3期9年」「制限撤廃」の2案に反対する声が出ず、延長の方向性があっさり固まった。
岸田、石破両氏は議論開始前、時期尚早との認識を示していた。だが、両派から選任された役員会メンバーが抵抗する場面は見られなかった。二階俊博幹事長をはじめ、執行部が延長容認派で固められる中、摩擦を起こすのは得策ではないとの判断に傾いたとみられる。
石破氏は5日、「2年後なんて、どうなっているか誰にも分からない」と周囲に漏らしたが、対外的な発言は控えた。石破派中堅は「権力者のおごりだ。筋が悪い」と不満を示しつつも、「決まったことだ」と諦め顔。岸田派幹部も「現時点では仕方ない」と嘆いた。
これに対し、首相に近い閣僚の一人は「異論なんかありっこない」と余裕の表情。総裁派閥の細田派中堅は「安定した政権基盤をつくるには、今の連続2期6年は短い。これは党内でも大多数の意見ではないか」と述べ、首相の続投に期待感を示した。
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もはや、独裁状態ですな。
このまま、この組織は腐敗し続けていくのでしょうね。
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