「TPP、地域を破壊」染谷佐大教授、発効への懸念訴え
『染谷教授は、メキシコが米国やカナダと結んだ北米自由貿易協定(NAFTA)で、主食のトウモロコシが米国から流入して国内生産が激減した後、バイオエタノール原料の需要が高まり、価格が高騰して食糧危機に陥った事例を紹介した。TPPも同様に農産物輸入が増大する懸念を示し、「食糧を自給できない国は独立国とは言えない」と指摘した。 TPPのメリットとされた工業製品の輸出についても、「自動車産業の関税撤廃はまだ先の話。外国人労働者が無制限に流入して低賃金化が進む」と批判し、「暮らしを守るためには批准させてはならない」と強調した』
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